2015年4月18日土曜日

おみやげという文化

はじめまして。首都大学東京経営学系3年の森桶佑哉です。

今回自分が興味を持ったことはおみやげです。みなさん、知り合いがどこか旅行に行くと聞いた時、決まってしつこくおみやげくれ!とか言い人いますよね。僕は長期休暇のたびに毎回実家のある広島県へ帰省するのですが、毎回もみじまんじゅうを買ってきます。これを買うとたいていみんな大喜びします。みなさんも知っているかと思いますが、もみじまんじゅうとは、もみじの形をかたどったものまんじゅうです。豊富な味の種類に柔らかい生地は食するものをうならせる絶品です。別に広島県民がみんな普段から食べまくってるわけではないですが買う人も多いと思います。
 
それはともかく、県ごとによって特色を生かした様々なおみやげがあります。その多くの中から一つを決定するのは難しいですが、おみやげを決定する要素として僕の中では3つ挙げられます。
①訪れた地でしか買えないもの
これは当然ですね。住んでる場所から留まっていたらもらえなかったものであるからこそ、価値があるわけです。
②貰い手が何かしらの反応を起こす物
他人が何とも思わないものを渡しても本当に何とも思わないでしょう。それが貰い手にとって欲しかったもの、もしくは面白いものが優先的に選択されることになります。
③自分にとっての優先順位が低いもの
これが今回の気になったポイントです!他人に渡すということは自分にとっては必ずしも必要なものではないということです。もしほんとに欲しいものであれば自分のものとして買えばいいわけですから。(まれに自分の買った物と同じ物を買う場合もありますが)いらないというより必要ない物を買うのでしょう。



ではなぜ消費者はおみやげを買ってしまうのでしょうか。頼まれた友達の期待を裏切りたくないからそれももちろんあると思います。ただ、必要の無い物を買う満足感というのも大きな理由の一つになると思いませんか?



自分にとっては必要ないけどとりあえず欲しいものってありますよね。どこかに行った記念品や珍しいお菓子のようなものです。それらは自分が所持する必要まではないです。しかし普段では買う理由がみつからない物でもおみやげとしてなら買うことができる。これは正に消費のための消費と言えるかもしれません。つまりおみやげって渡し手も貰い手もWin-Winの関係なのではないのでしょうか。



おみやげって一見受け手の一方的な満足とも思われますが、こうしてみると渡し手にも自分のそこに行ったという満足感を満たすという側面もあると思います。もちろん、買う理由にも様々あるでしょうが、このような考えが観光地における多種多様な工芸品を作り出しているのかもしれません。