2015年12月7日月曜日

電力自由化



こんにちは。3年の佐藤です。いきなりですが、みなさんは2016年4月から電力自由化制度が始まることは知っているでしょうか?


新聞やテレビでよく報道されていましたが、簡単に説明すると"今までは、地域の決められた電力会社から電力を買っていましたが、自由化が始まるとさまざまな業界の会社から電力を購入できるようになります。







電力自由化により新たな市場が誕生しています。原料を調達できるガス、石油会社のほかに、携帯会社、通信会社などさまざまな企業が4月に向けて戦略を立てている状態です。


特に言われている戦略が、セット販売です。携帯と電力をセットで販売することで割引をする戦略です。また、家電量販店で、家電と電力をセットにして売ったりするようです。
この戦略について考えた時に重要なのは、携帯や家電は電力を使って使える商品で、さまざまな製品があり常に競争にさらされています。
しかし、電力というのはその物自体に差異というのはほぼありません。(太陽光発電で生じる電力は不安定なので、稀ですが音質などが落ちたりもするそうです。)つまり、商品が壊れた場合は別の企業の商品を買おうと思う可能性がありますが、電力まで買い替える人は少ないのではないでしょうか。


ここまで聞いていると、電力自由化によって市場競争が生じて、私たちの電気料金は下がるような気がしますがいったいどうなるのでしょうか。
実は、この電力自由化制度はすでに欧米諸国では実施されており、ある程度の傾向はわかっています。有名な事件として2000年に起きたカリフォルニア電力危機があります。これは、電力というのは供給と使用量が一致していないと停電してしまいます。カリフォルニア州では、この統制をとる制度や技術が足りず、大規模停電が起きてしまいました。


この点に関しては、日本は解決できると思います。なぜなら、日本の電力発送機器の技術は世界でもトップレベルで実際に、日本では停電することはめったにありません。例えしたとしても、すぐに復旧する技術がすでに備わっています。


しかし電気料金なのですが、意外なことにほぼすべての欧米諸国で料金は上がっています。特に顕著なのが、イギリスです。自由化した後、一度は電気料金は下降線をたどるのですが、そこから上昇に転じています。なぜかというと、自由化する前は電気料金というのは国による支援が入るので、いきなり値段が高騰するというのはないのですが、自由化されることで、原油などの料金が高騰したりして、発電コストが高くなり、どの企業も電気料金を上げます。そうすると、市場価格の影響をもろに受けるので、価格が上昇してしまうのです。


4か月後とせまった日本の電力自由化に伴って、新たな市場が開かれようよしています。
これからの電力業界には注目です。